ギフト券・商品券はどこで買う?よく使われる商品券10種類の購入可能な場所を比較

ギフト券・商品券はどこで買う?
ギフト券や商品券は、贈り物や自分用の買い物に便利で、多くの人に利用されています。贈答用としてだけでなく、日常の買い物やサービス利用でも活躍するため、需要が高まっています。とはいえ、「どこで買えるの?」「どんな種類があるの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、よく使われる代表的な商品券・ギフト券10種類について、購入可能な場所や利用シーンを比較して詳しく解説します。さらに、購入場所ごとのメリット・デメリットや賢い使い方についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
主要なギフト券・商品券10種類と購入可能な場所
① JCBギフトカード

主な購入可能場所: 百貨店、銀行、オンライン
JCBギフトカードは、全国100万店舗以上で利用可能な汎用性の高いギフトカードです。百貨店やスーパー、飲食店、ホテル、レジャー施設など、さまざまなシーンで利用できるため、贈り物としても人気があります。
▶ 使える場所と使い方
- 三越、伊勢丹、高島屋、大丸などの全国百貨店
- ホテル(帝国ホテル、プリンスホテルなど)
- 飲食店(ファミレス、カフェ、高級レストラン)
- ゴルフ場やスパ施設
- 有効期限なし
- お釣りは出ない
- インターネットでの使用は不可
② VJAギフトカード

主な購入可能場所: 銀行、金券ショップ、オンラインなど
VJAギフトカードは、VISAブランドが発行するギフトカードで、全国50万店舗以上の取扱店で利用可能です。JCBギフトカードと同じく、百貨店や飲食店、ホテルなど幅広いジャンルで使用できるため、ビジネスシーンにも適しています。
▶ 使える場所と注意点
- 全国のデパートやスーパー
- 大手飲食チェーン
- 一部のドラッグストアや家電量販店
- お釣りは出ない
- 海外では利用不可
- 有効期限なし
③ 全国百貨店共通商品券

主な購入可能場所: 百貨店、金券ショップ
全国百貨店共通商品券は、全国の百貨店等約500店で利用可能です。シンプルで格式のあるデザインのため、フォーマルな贈り物として重宝されています。
▶ 利用可能な百貨店一覧
- 三越
- 伊勢丹
- 高島屋
- そごう・西武
- 大丸・松坂屋
- 阪急・阪神
- お釣りが出る
- 百貨店以外も利用できるところがある
④ Amazonギフト券

主な購入可能場所: Amazon公式サイト、コンビニ
Amazonギフト券は、Amazon.co.jp内で使用可能なギフト券です。デジタル版・カード版の両方があり、プレゼントにも便利です。
▶ デジタル版とカード版の違い
- デジタル版:メールやSNSで即時送信可能
- カード版:店舗で購入可能。デザイン豊富
- 有効期限は発行から10年間
- Amazon以外では利用不可
⑤ QUOカード

主な購入可能場所: コンビニ、HMV、オンライン
QUOカードは、全国の約57,000店舗で利用可能なギフトカードです。コンビニやドラッグストアなどで広く使えるため、実用性が高いです。
▶ 使える店舗のジャンル
- セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート
- 書店、ドラッグストア、ガソリンスタンド
- お釣りは出ない
- 利用可能店舗は限定的
⑥ 図書カードNEXT

主な購入可能場所: 書店、オンライン
図書カードNEXTは、全国の書店や電子書籍サービスで利用可能なギフトカードです。
▶ 利用可能な書店と電子書籍への対応
- 紀伊國屋書店
- 丸善
- honto など
- お釣りは出ない
⑦ Google Playギフトカード

主な購入可能場所: コンビニ、家電量販店、オンライン
Google Play ギフトカードは、Google Play ストア内でアプリ、映画、音楽、電子書籍などを購入できるギフトカードです。Androidユーザー向けに幅広く活用されています。
▶ 使えるサービスのジャンル
- アプリやゲームの購入
- 映画、音楽、電子書籍の購入
- アプリ内課金
- お釣りは出ない
- 一度チャージした残高の払い戻しは不可
- 海外のGoogle Play ストアでは利用できない
⑧Apple ギフトカード

主な購入可能場所: コンビニ、家電量販店、オンライン
Apple ギフトカードは、App StoreやiTunes Store、Apple MusicなどのApple関連サービスで利用できるギフトカードです。1枚でアプリやコンテンツ、製品購入に活用できる便利なカードです。
▶ 使えるサービスのジャンル
- アプリやゲームの購入
- 音楽、映画、電子書籍の購入
- Apple製品の購入(一部対象外あり)
- お釣りは出ない
- Apple IDにチャージした残高は払い戻し不可
- 有効期限はありませんが、Apple IDの残高には利用期限が発生する場合があります
⑨ ニンテンドープリペイドカード

主な購入可能場所: コンビニ、家電量販店、オンライン
ニンテンドープリペイドカードは、Nintendo Switchの「ニンテンドーeショップ」でダウンロードソフトや追加コンテンツ、ゲーム内アイテムの購入に利用できるギフトカードです。
▶ 使えるサービスのジャンル
- Nintendo Switchソフトのダウンロード購入
- DLC(追加コンテンツ)やゲーム内課金
- Nintendo Switch Onlineの利用権購入
- お釣りは出ない
- 残高の上限は7万円
- 購入後の払い戻しはできない
⑩ こども商品券

主な購入可能場所: 百貨店、玩具専門店、オンライン
こども商品券は、玩具や子ども向け施設で使用できるギフト券です。お子様の誕生日や入学祝いなどに最適で、全国の提携店舗で利用できます。
▶ 使えるサービスのジャンル
- 玩具店(トイザらス、ホビーゾーンなど)
- アミューズメント施設(アンパンマンこどもミュージアム、おもちゃ王国など)
- キッズ用品店(アカチャンホンポ、DADWAYなど)
- お釣りは出ない
- 一部の店舗では利用不可
- 有効期限があるため注意が必要

商品券・ギフト券の購入場所別のメリット・デメリット
商品券・ギフト券は、購入する場所によって手軽さや利便性が異なります。それぞれの購入場所ごとの特徴や、メリット・デメリットを詳しく解説します。

コンビニでの購入
コンビニでの商品券・ギフト券の購入は、最も手軽な方法の一つです。24時間営業している店舗が多く、必要な時にすぐに購入できるのが大きなメリットです。また、Amazonギフト券、Google Playギフトカード、iTunesカード、QUOカード、バニラVisaギフトカードなど、主要なギフト券を取り扱っているため、急ぎで必要な場合でも対応可能です。
ただし、コンビニで購入できる商品券の種類には限りがあります。また、バニラVisaギフトカードなど一部の商品券には購入時に発行手数料がかかる場合があるため、事前に確認が必要です。さらに、ギフト包装や特別なデザインを選ぶことができないため、フォーマルなギフトには向いていないかもしれません。
メリット
- 手軽さ:24時間営業している店舗が多く、急ぎでギフト券が必要な時にも便利です。
- 対応ブランドが多い:Amazonギフト券、Google Playギフトカード、iTunesカード、QUOカード、バニラVisaギフトカードなど主要なギフト券が購入可能です。
- 在庫切れが少ない:需要が高いため、補充が頻繁に行われていることが多い。
デメリット
- 対応商品券に限りがある:コンビニで購入できるのは一部のギフト券に限られている。
- 購入時に手数料がかかる場合がある:バニラVisaギフトカードなど、発行手数料が必要な商品券もある。

百貨店での購入
百貨店での商品券やギフト券の購入は、格式のある贈り物に適しています。全国百貨店共通商品券やJCBギフトカード、VJAギフトカードなどは、百貨店での購入が可能です。百貨店で購入すると、ギフト包装やメッセージカードなどのサービスを受けられることが多く、フォーマルなギフトとしての演出も可能です。
また、百貨店で購入できる商品券は信頼性が高く、偽造券などのリスクが低いため、安心して利用できます。ただし、百貨店の営業時間に合わせて購入しなければならないため、利便性の面ではやや劣ります。また、百貨店で購入できる商品券は品揃えが限られているため、特定の用途に限定される可能性があります。
メリット
- 高級感がある:全国百貨店共通商品券やJCBギフトカード、VJAギフトカードなど、フォーマルなシーンで使用できる商品券が揃っている。
- ギフト包装が可能:専用ケースやギフト用包装をしてもらえるため、贈り物として最適。
- 信頼性が高い:正規の百貨店で購入できるため、偽造券やトラブルのリスクが低い。
デメリット
- 営業時間に制限がある:営業時間内に購入しなければならない。
- 品揃えが限られる:百貨店で購入できる商品券は限定的。

オンラインでの購入
オンラインでの購入は、24時間いつでも好きなタイミングで商品券やギフト券を手に入れられるのが最大のメリットです。Amazonギフト券やGoogle Playギフトカード、Appleギフトカードなどは、デジタル版をオンラインで購入して即座に利用できるため、非常に便利です。
また、Amazonギフト券などでは、オリジナルデザインやメッセージをカスタマイズできるサービスもあるため、プレゼントに特別感を加えることも可能です。ただし、オンラインで購入した場合、送料や手数料がかかるケースがあります。また、インターネット経由での購入トラブルが発生した場合、対応に時間がかかることがあるため注意が必要です。
メリット
- 24時間いつでも購入可能:Amazonギフト券やAppleギフトカードなどは、オンライン購入が可能。
- デジタル版が利用可能:Amazonギフト券やGoogle Playギフトカードなどは、メールやSNSで即時送信可能。
- ギフト包装やメッセージカードの対応も可能:Amazonギフト券などはカスタマイズ可能。
デメリット
- 送料や手数料が発生する場合がある:特にカード版を注文すると、送料や手数料がかかる場合がある。
- トラブル時の対応に時間がかかる場合がある:インターネット経由での購入トラブルに対して即時対応が難しいケースがある。

金券ショップでの購入
金券ショップでの商品券購入は、額面よりも安く購入できる可能性がある点が大きなメリットです。例えば、全国百貨店共通商品券やJCBギフトカード、VJAギフトカードなどが割引価格で販売されていることがあります。また、金券ショップでは限定デザインや特殊な仕様の商品券を取り扱っていることもあります。
ただし、金券ショップでの購入にはいくつかの注意点があります。まず、人気のある商品券は在庫が限られており、売り切れることも珍しくありません。また、金券ショップで購入した商品券は原則として返品や交換ができないため、購入前にしっかりと内容を確認する必要があります。さらに、金券ショップでは偽造券のリスクがあるため、信頼できる店舗を選ぶことが重要です。
メリット
- 割引価格で購入可能:商品券が額面より安く購入できるケースが多い。
- 希少なギフト券を取り扱っている場合がある:限定デザインや特別仕様の商品券を取り扱っていることもある。
- 現金化が可能:手元に不要な商品券を現金に換えることができる。
デメリット
- 在庫に限りがある:需要が高い商品券は品切れになる可能性がある。
- 返品や交換ができないことが多い:金券ショップでは原則として返品・交換ができないことが多い。

商品券・ギフト券の賢い使い方
商品券やギフト券を効果的に使うには、使い方やタイミングを工夫することが重要です。無駄なく最大限の価値を引き出すためのコツを紹介します。
セール時にまとめて使う
商品券やギフト券は、セール時に使用することでより効果的に活用できます。例えば、百貨店やショッピングモールでの年末年始や決算セールのタイミングで利用すると、割引価格で商品を購入できるだけでなく、ポイント還元やプレゼントキャンペーンが適用されることがあります。
また、セール時にまとめて使えば、金額の大きな商品も購入しやすくなります。例えば、家電量販店のセール時にバニラVisaギフトカードやJCBギフトカードをまとめて利用すると、高額商品の割引とポイント還元を同時に受けられることがあります。
複数のギフト券を併用して支払い
一部の店舗では、複数のギフト券を併用して支払うことが可能です。例えば、百貨店でJCBギフトカードと全国百貨店共通商品券を併用すれば、高額商品の購入や複数アイテムのまとめ買いが可能になります。
また、コンビニやドラッグストアなどでは、QUOカードと現金や電子マネーを併用して支払うことができるため、必要に応じて支払い方法を使い分けると効果的です。ただし、併用可能な組み合わせは店舗や商品券の種類によって異なるため、事前に確認が必要です。
お釣りが出るかどうかを事前に確認
商品券やギフト券には、お釣りが出るものと出ないものがあります。全国百貨店共通商品券やこども商品券などはお釣りが出ますが、JCBギフトカードやVJAギフトカードなどはお釣りが出ません。
お釣りが出ないタイプのギフト券を使用する場合は、額面に近い金額の商品を購入するか、差額を現金や電子マネーで補填する方法が有効です。また、併用可能な支払い方法を事前に確認しておくことで、スムーズな決済が可能になります。

まとめ
商品券やギフト券は、購入場所や使用方法を工夫することで、より効果的に利用できます。手軽に購入したい場合はコンビニやオンライン、フォーマルな贈り物には百貨店、割引価格での購入を狙うなら金券ショップが適しています。
また、セール時の利用や複数のギフト券の併用、お釣りが出る・出ないの確認などを意識することで、さらにお得に活用できます。それぞれの商品券・ギフト券の特性を理解し、自分の目的や用途に合った方法で活用していきましょう。