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2026年9月10日

抽選会の景品おすすめは?喜ばれる選び方と予算相場・注意点をシーン別に解説

「抽選会の景品選びを任されたけれど、何を選べば喜ばれるのかわからない」。 「予算内で、参加者全員に不公平感なく揃えるのが難しい」。 社内イベントや店舗の抽選会を担当すると、こうした悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。

本記事では、抽選会の景品選びで押さえたい基準から、予算相場と等級配分の目安、おすすめの景品カテゴリ、シーン別の注意点までを解説します。 読み終える頃には、ご自身の抽選会に合った景品の方向性を決められるようになっているはずです。

本記事で解説する内容は以下のとおりです。

抽選会の景品選びで押さえたい3つの基準

景品選びで迷ったときは、まず次の3つの基準に立ち返ると判断しやすくなります。

幅広い参加者に喜ばれる実用性を優先する

抽選会は、年齢や性別の異なる参加者が一堂に会する場です。 そのため、特定の趣味に寄った景品よりも、誰が受け取っても使いやすい実用的な景品が選ばれる傾向にあります。

ソーシャルギフトサービスGIFTFUL(運営:株式会社GiftX)は、「法人ギフトに関するアンケート調査」を実施しています。 対象は全国の20〜50代の就労している男女200人です。 同調査では、社内イベントでもらって嬉しい景品として「お菓子・スイーツ」「カタログギフト」「食べ物・グルメ・調味料」が上位に挙がりました。 嬉しかった理由で最も多かったのは「実用的な品物であること」です。

参照:GIFTFUL「社内イベントの人気景品ランキング公開!会社の表彰式やビンゴ大会のおすすめ賞品も」

ただし、これは同調査の回答者にみられた傾向であり、すべての抽選会に当てはまるとは限りません。 それでも、食品や日用品のように「あとに残らない・確実に使える」景品は、好みの差が出にくい選択肢の一つと考えられます。

持ち帰りやすさ・受け渡しやすさを確認する

見栄えのする大型景品は会場で盛り上がる一方、当選者が持ち帰りにくい場合があります。 懇親会後の移動や公共交通機関の利用を考えると、かさばる景品は敬遠されることもあります。

大型景品を用意する場合は、目録・パネルを使って会場では景品を紹介し、後日配送する方法もあります。目録の有無や配送の手配方法は利用するサービスによって異なるため、事前に確認しておくと安心です 。 また、オンライン開催や大人数のイベントでは、配送型のギフトやデジタルギフトを活用する選択肢もあります。

目玉景品と実用景品でメリハリをつける

すべての景品を同じ価格帯で揃えると、抽選の盛り上がりに欠けてしまう場合があります。 1等には「自分では買わないけれど、もらえたら嬉しいもの」を据え、中位以下は実用品で固めるのが定番の構成です。

高級グルメや家電などの目玉があると、当選発表の瞬間の期待感が高まります。 一方で、下位の等や参加賞まで実用的なものを用意しておくと、外れた方の満足度も保ちやすくなります。

抽選会の景品の予算相場と個数・等級配分の目安

景品の内容を考える前に、予算・個数・配分の枠組みを決めておくと準備がスムーズです。 本章では以下の3つを解説します。

※いずれも一つの目安であり、紹介されている基準は情報源によって幅があります。 

予算は1人あたり1,000〜2,000円程度が目安の一例

抽選会の景品予算は、参加人数×1,000〜2,000円程度が一つの目安として紹介されることがあります。 ただし、1人あたり1,000〜3,000円程度とするものもあり、示されている目安には幅があります。

たとえば1人あたり1,000〜2,000円で計算すると、30人規模で総額3〜6万円、50人規模で5〜10万円です。 あくまで計算上の一例であり、イベントの目的や規模によって適切な予算は異なります。

費用の出し方には、会費に上乗せする方法と、主催者側が負担する方法があります。 社内イベントであれば会社負担、店舗の販促イベントであれば販促費として計上するケースもあります。

景品の個数は参加人数の1〜2割程度が目安の一例

景品の個数の目安にも幅があり、参加人数の1〜2割程度とするものもあれば、3割程度を見込むものもあります。 一例として1〜2割で計算すると、30人の抽選会なら3〜6個、50人なら5〜10個です。

当選者が少なすぎると盛り上がりに欠け、多すぎると1つあたりの予算が薄まるため、予算との兼ね合いで調整します。 外れた方への配慮として、お菓子などの参加賞を全員分用意する方法もあります。

等級配分の例:1等に厚く・中位以下は実用品で

総額が決まったら、等級ごとに傾斜をつけて配分します。 参加者30名・総額4.5万円の場合の配分例は以下のとおりです。

なお、この配分はあくまで一例であり、金額や個数はイベントの内容により異なります。

抽選会の景品おすすめカテゴリ4選

具体的な景品は、次の4つのカテゴリから検討すると選びやすくなります。

グルメ・スイーツ:年齢を問わず外しにくい定番

食品は「消えもの」であるため好みの差が出にくく、抽選会の定番カテゴリです。 高級和牛や海鮮などは目玉景品として、お菓子の詰め合わせは中位〜参加賞として使えます。 価格帯の幅が広く、等級設計がしやすい点も特長です。

商品券・ギフトカード・カタログギフト:好みが分かれない選択肢

受け取った方が自分で使い道を選べるため、満足度を保ちやすいカテゴリです。 金額の調整がしやすく、等級ごとの設計にも向いています。

商品券やギフトカードにはさまざまな種類があります。 ただし、社内イベントの景品として商品券などを用いる場合は、税務上の論点があります。 詳しくは社内イベントの抽選会の注意点で解説します。

家電・実用品:目玉から中位まで幅広く使える

調理家電や美容家電などは、「自分では買わないけれど欲しいもの」の代表格です。 1等〜2等の目玉景品として据えると、会場の期待感を高めやすくなります。 中位の商品等には、タオルやキッチン用品などの日用品も選択肢になります。

子ども・ファミリー向け:おもちゃ・絵本・こども商品券という選択肢

地域イベントや商業施設の抽選会では、子ども連れの参加者を想定した景品が求められます。 おもちゃや絵本は定番ですが、子どもの年齢や好みによって喜ばれ方に差が出る場合があります。

また、子どもの年齢や好みを問わず使いやすい景品を選びたい場合は、こども商品券も選択肢の一つです。おもちゃや絵本など特定の商品を選ぶ必要がないため、子ども連れの参加者がいるイベントにも取り入れやすいでしょう。

【シーン別】抽選会の景品選びのポイントと注意点

抽選会と一口に言っても、シーンによって配慮すべきポイントは異なります。

順に解説します。

社内イベントの抽選会:公平性と経費処理に配慮する

社内イベントの景品費用を福利厚生費として処理できるかどうかは、一律に決まるものではありません。 イベントの目的や参加できる従業員の範囲、景品の内容・金額、支給方法などを踏まえて、個別に判断する必要があります。

税務上の考え方の一つに、所得税基本通達36-30があります。 使用者が負担するレクリエーション行事(会食・旅行等)の費用について、参加者が受ける経済的利益は課税しなくて差し支えないとする定めです。 ただし、不参加者に参加に代えて金銭を支給する場合や、役員だけを対象とする場合は除かれます。

 参照:国税庁 所得税基本通達 36-30

ただし、これは「社会通念上一般的に行われていると認められる行事」が前提です。 行事に伴う景品がつねに課税されないという意味ではありません。

商品券・ギフトカードなどを景品とする場合は、現金に代えて支給するものとして給与課税の対象となることがあります。また、成績優秀者など特定の従業員のみを対象として景品を支給する場合は、通常のレクリエーション行事とは異なる扱いになる可能性があります。いずれも、支給の趣旨や金額、対象者などを踏まえた個別の判断が前提となります。

勘定科目や課税区分の詳細は、関連記事「【完全保存版】商品券の勘定科目・仕訳全パターン|消費税の落とし穴まで徹底解説」「福利厚生費が「給与課税」される基準とは?非課税の条件と税務調査の対策を解説」で解説しています。 なお、個別の事情により取り扱いが異なるため、実際の処理は税理士等の専門家にご確認ください。

商業施設・店舗の販促抽選会:景品表示法の上限に注意する

来店客や購入者を対象とする抽選会は、景品表示法上の「一般懸賞」に該当する場合があります。 一般懸賞では、景品類の最高額と総額の両方に上限が定められています。

参照:消費者庁 景品規制の概要

最高額と総額のどちらか一方だけを満たしていても、規制に違反するおそれがあります。 販促目的の抽選会を企画する際は、事前に上限額を確認しておきましょう。

地域イベント・子ども会の抽選会:全員が楽しめる構成にする

地域イベントや子ども会では、当選者だけでなく参加者全員が楽しめる設計が重視されます。 参加賞を厚めに用意し、外れた子どもにも小さなお菓子や文具を渡す構成も考えられます。

景品には、地域の特産品や子ども向けの景品を組み合わせると、幅広い世代に対応できます。 持ち帰りやすいサイズかどうかも、あわせて確認しておくと安心です。

まとめ|抽選会の景品は「基準→予算→シーン」の順で決める

抽選会の景品選びのポイントを整理します。

税務・会計の取り扱いは個別の事情により異なるため、判断に迷う場合は税理士等の専門家にご確認ください。


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2026年9月10日