オリジナルデザインのこども商品券をキャンペーンに活用し子供靴の売り上げ向上！顧客に想起してもらえるブランドを目指す

チヨダのマーケティング部の西と申します。
どうぞよろしくお願いいたします！

はい。弊社では子供靴の売上の伸び率が課題となっていました。一人のお客様とより長く関係値を築くためには将来のお客様であるお子様と接点を持つことが重要だと考えています。

しかし、弊社各店舗の子供靴の売場は、大人の靴よりも売り場面積が小さいことや、少子化の影響や、若いファミリー層の来店促進が課題でした。子供靴の売上を向上させるための施策を検討していたところ、今回オリジナルデザインのこども商品券カードタイプをご提案頂き、昨年の12月に新しい試みとしてこども商品券のキャンペーンを開始しました。

はい。クリスマスのキャンペーンでは対象商品を絞らず、1回の購入が5000円以上で応募できるキャンペーンを実施し、春と夏のキャンペーンではジュニア・キッズ向けの商品に絞ってキャンペーンを実施しました。

子供靴の売り上げを伸ばすことが私たちの課題であったため、どのようにしてお母さんたちにアプローチするかがカギとなりました。

子供靴を購入いただいた方を対象に、このキャンペーンにご参加いただくと、こども商品券が抽選で当たるというものです。このキャンペーンは全国的に展開し、新学期や衣替えのタイミングなど子供が新しい靴が必要になるタイミングで実施をしてきました。特にクリスマスキャンペーンでは、お子様がいらっしゃるご家族から大きな支持を受けました。

元々通常の紙タイプのこども商品券はお取り扱いをしていたというのもありますが、このキャンペーンの導入を決めた最大の理由は、オリジナルデザインの商品券を提供できる点にありました。市場には類似の商品券が溢れていますが、こども商品券は他とは異なる、自社のオリジナルキャラクターを用いた独自のデザインで作成することができ、それがお客様の記憶にも残りやすく、商品券を活用いただく際にも弊社を思い出していただけるからです。こうした独自性が、ブランドとしての差別化を図る上で非常に重要だと考えました。

そうです。こども商品券はお子様のために活用できる商品券であるというサービスの特性上、使う際もお子様と保護者の方が一緒にご活用いただくことが多いかと思います。

キャンペーンでは、親しみやすいように、オリジナルキャラクターの「くつお」と「マックライオン」を前面に出し、商品券と連動させることで、子供たちだけでなくその家族にも愛されるブランドを目指しまして、結果的には子供たちだけではなく、大人の顧客にも満足していただける結果を得ることができました。キャンペーンは2023年の12月に第一回目を実施し、その際は抽選で220名に当たるような形でキャンペーンを設計いたしました。ご応募いただく際にもアンケートを実施いたしましたので、購入意向などのデータも取得できています。（キャンペーンページ：https://www.chiyodagrp.co.jp/press_release/2023/1205/ ）

はい。店内では、鮮やかなデコレーションで売り場を飾り立て、春の運動会やクリスマスの期間には特に子供靴の売り場を明るく、魅力的にすることで来店を促しました。

また、店舗のスタッフも実施中のキャンペーンの案内をしっかり行うため、対象商品を子供靴に限定していても通常のキャンペーンと同等の応募をいただきました。

これからも、子供靴に加えて、妊婦さんや大人向けのキャンペーンをさらに拡大し、幅広い顧客層にアプローチする予定です。プライベートブランドの商品開発や拡販にも会社全体で力を入れているので、他部署との連携を深めることで全社的なマーケティング戦略をさらに強化していく計画です。また、店内での子供向けのキャンペーンやイベントなどを実施し、将来の顧客としての子供たちにも、長く愛されるブランドとなるよう努力を続けます。

ありがとうございました。