商品券の郵送は「追跡・補償」が必須!不在でも安心な「新しい贈り方」も徹底解説

「お祝いに商品券を贈りたいけれど、普通郵便で送っても大丈夫?」「相手が忙しい人だから、受け取りの手間をかけさせたくない……」
商品券を贈る際、一番気になるのが「安全に届くか」と「相手の負担にならないか」という点です。
結論から申し上げますと、商品券や金券類を郵送する際は、郵便法により追跡と補償が付く「書留」の利用が必須とされています。
しかし、書留は原則「対面手渡し」のため、不在がちな相手には再配達の手間をかけさせてしまうデメリットもあります。
そこで本記事では、書留の正しい使い分けに加え、不在時でもポストで安全に受け取れる「ポスト投函型ギフト」という賢い選択肢についてもご紹介します。
贈る相手のライフスタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。
【基本】商品券を郵送するなら「書留」一択!その理由は?
商品券を郵送する際の基本中の基本は、「一般書留」または「簡易書留」を利用することです。
これは、商品券が現金と同様の「貴重品」扱いとなるためです。追跡番号もなく、補償もつかない普通郵便(定形郵便など)での送付は、万が一の紛失トラブルのリスクがあるだけでなく、郵便法によって禁止されています。
一般書留と簡易書留の違い
用途に合わせて、以下の2つを使い分けましょう。一般的には、5万円以内の贈り物であれば、安価な「簡易書留」が選ばれています。
| 書留の種類 | 特徴 | 補償額 | 追跡 | 料金(基本料金に追加) |
| 一般書留 | 貴重品全般。10万円まで実費で補償を付けられる。 | 実損額(最大500万円) | あり | 480円~ |
| 簡易書留 | ポスト投函不可。原則手渡し。補償額は一律5万円まで。 | 一律5万円 | あり | 350円 |
書留の「落とし穴」とは?受取人の負担になる可能性
「書留で送れば安心」と思いがちですが、贈る相手によってはそれが負担になるケースがあります。
書留の最大のデメリットは「原則手渡し(受領印が必要)」であることです。
日中仕事で家にいない方や、育児で手が離せない方にとって、「不在票が入っていて再配達を依頼する」という作業は意外とストレスになるもの。
「せっかくの贈り物なのに、受け取るのに手間取らせてしまった」という事態は避けたいところです。
【不在でもOK】忙しい相手には「ポスト投函型ギフト」が最適解
「書留」は確実に届く反面、相手に「対面での受け取り」と「受領印」を求めてしまうのが最大のネックです。
特に、残業の多い方や共働きのご家庭の場合、不在票が入っていても再配達の手配をする時間が取れず、受け取りが週末まで伸びてしまう……ということも珍しくありません。
そこで近年、新しい常識として注目されているのが、追跡可能かつポストに届く「ポスト投函型ギフト」です。
そもそも「ポスト投函型ギフト」とは?
紙の商品券を専用パッケージに入れて贈るスタイルです。
「ポスト投函型ギフト」とは、従来の書留と普通郵便のいいとこ取りをした、新しい配送スタイルの贈り物です。
具体的には、「追跡サービス付きのメール便」などを利用して送る方法を指します。従来、商品券を贈る際は「書留で送らなければならない」という固定観念がありましたが、近年では専用パッケージに入れて送ることができるギフトが普及し、この形式を選ぶ人が増えています。「忙しい相手に時間を取らせたくないけれど、普通郵便で送るような無礼なことはしたくない」。そんな現代のニーズにマッチした、スマートな解決策と言えるでしょう。
相手への「3つの配慮」
ポスト投函型ギフトを選ぶことは、単なる手抜きではなく、相手への思いやりになります。
- 再配達のストレスなし
相手が仕事中でも旅行中でも、帰宅したタイミングでポストから取り出すだけ。相手の時間を一切奪いません。 - 「追跡」できる安心感
普通郵便とは異なり、追跡サービス(お問い合わせ番号)が付いている配送方法を利用するため、「届いたかな?」という送り主の不安も解消できます。
スマートで現代的
分厚い封筒ではなく、スタイリッシュなパッケージで届くため、仰々しさがなく「センスの良い贈り物」として喜ばれます。
注意点:補償について理解しておく
非常に便利なポスト投函型ですが、書留(実損額補償)とは異なり、利用する配送サービスによっては補償がない、または少額(3,000円程度まで等)の場合があります。
- 高額なお祝い(5万円以上など)👉「簡易書留」で手渡し
- 数千円〜1万円程度のカジュアルなギフト👉「ポスト投函型」で相手の負担軽減
このように、金額と相手との関係性で使い分けるのが、現代の賢い贈り方と言えるでしょう。
商品券を郵送する際に「厳守すべき」4つのルール
「やはり手堅く書留で送りたい」という場合でも、以下の4つのルールとマナーは必ず守りましょう。
①「普通郵便」での送付はNG(郵便法違反)
「バレなければいい」と普通郵便で送るのは絶対にやめましょう。郵便法第17条により、現金や貴重品を普通郵便で送ることは禁止されています。紛失時の補償がないだけでなく、郵便局内でのトラブルの原因にもなります。
②現金書留封筒は使わない
商品券は現金と同等の価値がありますが、「現金そのもの」ではありません。そのため、現金書留専用の封筒は使用できません。一般的な封筒に商品券を入れ、郵便局の窓口で「簡易書留でお願いします」と伝えれば手続きが可能です。
③中身が透けない工夫をする
封筒の外から「金券が入っている」と分かると、盗難のリスクが高まります。
- 透けない素材の封筒を選ぶ
- 厚紙やメッセージカードで商品券を挟む
二重封筒にするなどの工夫をし、個人情報と貴重品を守りましょう。
④贈り物としてのマナー(のし・メッセージ)
事務的に送るのではなく、贈り物としての心を添えましょう。
- のし紙:何度あっても嬉しいお祝いには「紅白蝶結び」を選びます。
- メッセージカード:一言添えるだけで、単なる金券送付が「心のこもったギフト」に変わります。
まとめ:相手の状況に合わせて「贈り方」を選ぼう
商品券を贈る方法は、相手のライフスタイルによって使い分けるのが正解です。
- 確実な手渡し・形式を重視する場合👉「簡易書留」を利用しましょう。伝統的で安心感がありますが、相手が受け取れる環境か配慮が必要です。
- 相手が忙しい・不在がちな場合👉「ポスト投函型ギフト」を選びましょう。追跡付きで安心な上、相手の手間を完全に解消できる「気遣いの贈り物」になります。
大切なのは、贈る相手が気持ちよく受け取れること。状況に応じた最適な方法で、お祝いの気持ちを届けましょう。
