こども商品券 for Biz

子育て世代の健康を支えるYORISOUがこども商品券を導入し定期購入継続率1.3倍を実現

株式会社YORISOU/ 営業部マネージャー

導入の背景

定期購入サービスの3回目の購入で離脱が多く購入継続率に課題を抱えていた

導入の効果

3回目継続率が1.3倍に向上し、ユーザーからの反応や再購入意欲も高まった

株式会社YORISOUは、「にこにこせんい」や「にこにこ鉄分」など、子育て世代の栄養バランスを支える定期購入型サプリメントを提供する企業です。

そんなYORISOU社が、商品購入継続率を高めるためにこども商品券を導入した背景や効果について、今回は営業部マネージャーの方にお伺いしました。

トイカード編集部:本日は株式会社YORISOUの営業部マネージャーの方にお話を伺います。どうぞよろしくお願いいたします。

どうぞよろしくお願いいたします!

導入のきっかけは3ヶ月目の購入継続率が伸び悩んでいたこと

トイカード編集部:まずは、こども商品券を導入される前に、どのような課題があったのか教えてください。

当社では「にこにこせんい」や「にこにこ鉄分」といった定期購入型サプリメントを販売しています。どちらも子育て世代のお客様に多くご利用いただいていますが、3ヶ月目の継続率、つまり定期購入を続ける割合に課題がありました。

以前は、初回購入特典として他社のギフト券をお付けしていたのですが、結果的に継続にはつながらなかったんです。
ギフト券目当ての申し込みが増えてしまい、お子さんがいない方の利用も増加し、その結果、「初回だけ購入して終わり」というケースが多く発生していました。

トイカード編集部:ありがとうございます。特典施策がむしろ離脱を増やしてしまっていたのですね。

そうなんです。
抽選で家電をプレゼントするキャンペーンなども行っていましたが、初回の購入促進にはつながっても、3ヶ月目以降の継続には効果がなかった。むしろ逆効果になることもありました。
「お得だから試してみる」ではなく、「子供のために続けたい」という体験に変えていく必要があると感じたんです。

トイカード編集部:それで特典の内容を見直すことにしたのですね。

はい。継続率の改善はずっと課題として認識していました。出荷量が増える前に、将来に備えた仕組みを整えたいという思いもありました。
「問題が大きくなる前に、先手を打っておこう」というタイミングだったと思います。

導入の決め手はブランドとの親和性

トイカード編集部:新たな特典を選ぶ際、こども商品券を採用された理由を教えてください。

一番の理由は、ブランドの理念と親和性が高かったことです。
私たちは「子どもの栄養を支える」という想いを大切にしているので、特典もその想いとつながっているものを選びたいと思っていました。

当初は、他の商品券なども検討していましたが、ロゴ使用や名称表記の制約が多く、広報的に活用するのが難しかったです。
その点、「こども商品券」は全国の百貨店やベビー用品店で使える上に、タクシー利用にも対応しており、単なるプレゼントではなく、“子育て世代の暮らしに寄り添うギフト”として最適だと感じました。

トイカード編集部:タクシーでも使えるのは、確かに子育て世代にとってありがたいですね。

そうですね。
小さなお子さんを連れての移動は本当に大変です。ユーザーアンケートでも「移動が負担」という声は多く聞かれました。
そうした声に応えられるギフト券というのは、まさに「寄り添う特典」だと感じましたね。

トイカード編集部:社内での導入までのハードルはありましたか?

非常にスムーズでした(笑)。当時は体制が少人数だったこともあり、みんなで「これだね」とすぐに決定しました。
「3ヶ月継続特典に入れてみよう」と始めたところ、効果が出たので「5ヶ月目にも展開してみようか」と、チーム全体でアイデアを出し合っています。
少人数ならではのスピード感で導入できました。

3ヶ月目の継続率が1.3倍に上昇、顧客満足度も改善

トイカード編集部:導入後の成果はいかがでしたか?

導入前に比べて、3ヶ月目の継続率が約1.3倍に上がりました。
特に「続けるかどうか」で迷っていた層に、しっかりアプローチできたと思います。

トイカード編集部:数字として成果が出ているのは素晴らしいですね。お客様の反応もありましたか?

とても良かったです。
「こども商品券、またもらえますか?」という問い合わせをいただくこともありました(笑)。
イベント出展時にはスクラッチ企画でプレゼントしたのですが、1等のサプリより3等のこども商品券の方が喜ばれるという嬉しい誤算もありました。

自分の生活の中で「これに使おう」とすぐ想像できる点が、喜ばれる理由だと思います。
単に“お得”ではなく、“自分ごと”として使えるギフトなので、そこに共感が生まれていると感じています。

トイカード編集部:配送やオペレーション面での工夫もあると伺いました。

はい。当社では「ネコポス」で全国に商品をお届けしていますが、サイズ制限が厳しくて、ノベルティ選びにはいつも苦労していました。
こども商品券は小型で封筒にぴったり収まるので、まさに理想的でした。

小さな封筒に入れて、「3ヶ月継続ありがとうございます」というチラシと一緒に同梱しています。
また、利用できる店舗を紹介するQRコードも添えており、受け取った瞬間にどこで使えるかがわかるようにしています。

トイカード編集部:小さいけれど、受け取った時に嬉しいサプライズがある設計ですね。

そうですね。D2Cの世界では「小さいサイズで満足度をどう高めるか」が重要なんです。
その意味でも、こども商品券はサイズ・コスト・満足度のバランスが完璧だと思っています。開けた瞬間に「わあ、これ嬉しい!」と思ってもらえる体験が作れるのは大きいです。

多角展開とクロスセルで次の成長へ

トイカード編集部:今回の成功を踏まえ、今後の展開について教えてください。

今後は、「鉄分」「繊維」「DHA」に加えて、新しい商品ラインも増やしていく予定です。
商品が増えることで、クロスセルの促進も進められると思います。
それぞれの商品で「3ヶ月継続特典」にこども商品券を活用しながら、継続施策の幅を広げていきたいです。

また、イベントやSNSキャンペーンでもこども商品券を活用したいと考えています。
オンライン・オフラインを問わず、「子育て世代の生活導線に寄り添うギフト」として広く展開していけたらと思っています。

トイカード編集部:最後に、こども商品券を検討している企業にメッセージをお願いします。

「特典」は単なる販促ツールではなく、「共感を生む体験」にすることが大事だと思います。
こども商品券はその点で非常に親和性が高く、数字以上の価値を感じています。
継続率が上がっただけでなく、ブランドとして信頼できると感じてもらえるようになったのは大きな成果です。

続けたくなる理由を丁寧に作ることが、結果的に長期的な顧客関係につながると思いますので、これからも私たちは、ユーザーの暮らしに寄り添いながら、心のこもった体験を届けていきたいと思っています。

トイカード編集部:本日はありがとうございました。

株式会社YORISOUについて

会社名株式会社YORISOU
所在地〒 141-0031  東京都 品川区西五反田 2-13-6セラヴィ五反田5階
取扱商品健康食品
ショップページhttps://yorisou.shop/